こんにちは!富士工務店です。
先月よりシリーズでお届けしている「家を買うなら知っておきたいお金のこと」第2弾!
★1回目はこちら→ http://fujikoumuten.co.jp/blog/3093/
1回目は、住宅購入の際には「建物本体」の価格以外にいろいろなコストがかかるというお話をしました。
では、そのいろいろなコストとはどんなものなのか?
今日は実際に、家を買う時に支払う諸々の費用について詳しく見ていきます。
まず、住宅本体の購入価格(注文住宅の場合は建築費)が必要なのはみなさんもご承知の通り。
そして、土地を持っていない場合には、土地の購入費用も当然必要ですが、ここで1点覚えておいていただきたいのが、仲介手数料についてです。
どんな会社からどのような土地を買うかによって、仲介手数料が必要かどうかは変わってきます。
当社は、売主 富士林業(株)販売代理の取引態様のため、仲介手数料は不要です。
一方、所有者と購入者の間に入って仲介をしている不動産会社などから買う場合には、仲介手数料が必要となってきます。
仲介手数料は、宅地建物取引業法によってその上限が定められており、売買金額が200万円超400万円以下の場合は「土地価格×4%+2万円+消費税」、400万円超の場合は「土地価格×3%+6万円+消費税」という式で求められます。
つまり、土地が2,000万円の場合、仲介手数料は726,000円。
あくまでこれは上限額で、値引きをしてくれる会社もありますが、基本的にはこのくらいの金額が必要だとお考えください。
仲介手数料だけでもそれなりの金額となるため、できるだけコストを抑えたいという場合には、どのような会社から購入するかについてもしっかり検討しておくことをおすすめします。
また、土地購入の際に必要になってくるのは、登記費用です。
登記費用とは、登記簿に記載された所有者を変更する手続きにかかる費用のこと。登記の際に必要な登録免許税と、司法書士に手続きを依頼するための報酬の2つをあわせて登記費用といいます。
登録免許税は、固定資産税評価額に一定の税率(2%)をかけて算出します。司法書士報酬の相場は、5万〜8万円程度。
つまり、土地の売買代金2,000万円、固定資産税評価額1,400万円の場合、登記費用はトータルでおよそ35万円程度です。
土地購入にあたって「予想以上にお金が必要だった」と驚かれる方も多いため、どのような費用が必要になってくるか、事前にしっかりと把握しておかれることをおすすめします。
次回は、住宅ローンに関する費用について詳しく見ていきます。