憧れだけでつくると後悔する??屋上バルコニーのデメリットとは

2022/03/08

こんにちは!富士工務店です。

「家を建てるなら、屋上バルコニーをつくって、みんなでBBQがしたい!」
そんな理想を思い描いている方も多いかもしれません。

BBQはもちろん、テーブルセットを置いて食事を楽しんだり、夜景を見ながらお酒を飲んだり、子どもたちがプール遊びを楽しんだり。
開放的で、広々と自由に使えるスペースが自宅にあれば、おうち時間もより充実したものになりそうです。

当社でも以前は、屋上バルコニーのあるお家を数多くご提案していました。
トータルすると、1,000棟近くにのぼると思います。
そして、たくさんのお客さまにご入居いただき、月日が経った結果・・・

当社ではもう、屋上バルコニーの提案は行わない、という結論に至りました。

なぜなら、実際にご入居されたお客さまに伺ってみると、「最初は使っていたけど、ここ数年は屋上に上がってすらいない」といったお声を多数お聞きしたからです。
今では、屋上バルコニーの代わりに、リビングにつながる中庭やインナーバルコニーをご提案するようになりました。

「BBQなどに使わなくても、布団や洗濯物を干す場所として日常的に使えそう」
そう思って屋上バルコニーを検討される方も多いかと思いますが、重い布団や洗濯物を屋上まで持ってあがるのは大変ですよね!

また、屋上バルコニーはメンテナンスが欠かせません。
雨風や直射日光にさらされ続ける屋上は劣化が早く、劣化を放置すると多額の補修費用がかかってしまいます。さらに、フラットな形状の屋上はゴミがたまりやすく、定期的に掃除をしないと排水溝がすぐに詰まってしまいます。

「キャンプが趣味」という方なら、テントやタープを広げて干せる屋上は便利に使えるかもしれません。
そのような実用的な使い方をされない限りは、憧れだけでつくっていいものかどうか、ぜひ一度、しっかりと検討されてみることをオススメします!

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