こんにちは!富士工務店です。
「奨学金の返済は、住宅ローンの審査に影響するのでしょうか?」
最近は、このような質問をいただくことが増えました。
結論からいうと、たとえ奨学金の返済が残っていたとしても、住宅ローンを借り入れることはできます。
問題となってくるのは、“返済比率”です。
返済比率とは、年間のローン返済額が年収に占める割合のこと。
一般的に、金融機関が住宅ローンの審査時に上限としている返済比率は40%といわれていますので、年収400万円の場合、すでに借り入れている自動車ローンやカードローンなどと住宅ローンの年間返済額をあわせて、160万円(400万円×0.4)におさまる範囲でしか借りられない、ということになります。
この年間返済額にはもちろん、奨学金の返済も含まれます。
たとえば、奨学金で年間20万円、カードローンで年間20万円を返済している場合。
住宅ローンで借りられるのは、年間返済額120万円の範囲までということです。
また、万が一、奨学金を滞納したことがあれば、住宅ローンの審査に大きく影響します。
奨学金は、借金の一種です。携帯電話の料金滞納も同じ。
金融機関は、滞納を厳しく判断します。
「引っ越しをして、督促状が届かなかった」などということは、誰にでも起きうることですが、「忘れていた、気づかなかった」では済まされないのです。
住宅ローンを検討している方は、くれぐれもご注意いただければと思います。
当社では、住宅ローンについてのご相談もお受けしていますので、気になることや不安なことがありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。