こんにちは!富士工務店です。
梅雨時期に役立つアイテムとして、前回は調湿機能をもつ壁材「エコカラット」をご紹介しました。(http://fujikoumuten.co.jp/blog/2375/)
今日は、梅雨を迎える前に見直しておきたい、住まいの“湿気対策”についてご紹介いたします。
湿気対策としてもっとも手軽で、もっともメジャーといってもいいのが「除湿剤」。
置くタイプや吊るすタイプなどさまざまな除湿剤が販売されていて、クローゼットや押し入れの中で使っているという方も多いかと思います。
でも、実は・・・
クローゼットなどの中に除湿剤を置いておくと、扉の外から中へと湿気を呼び込んでしまうのです!
湿気対策としてもっとも有効なのは、空気を循環させることです。
空気の流れが悪いところに、湿気はたまります。
扉を閉めたままの収納の中は、どうしても空気が淀んでしまうために湿気やすく、カビも生えやすいのです。
そのため、クローゼットや押し入れの湿気が気になる場合の一番の対策は、扉を開けて換気をすること。できれば扇風機やサーキュレーターなども使いながら、定期的に中の空気を循環させることを心がけてみてください。
それ以上に効果的な湿気対策は、扉を“常に”開けっ放しにしておくこと。
つまり、クローゼットに扉をつけないことが、究極の湿気対策といえるのです。
ゲストの目に触れるような場所にあるクローゼットなら扉は必要かもしれませんが、家族しか入らない部屋、たとえば寝室ならどうでしょうか?
扉があることで開け閉めの手間もかかりますし、湿気もたまりやすくなります。
「扉がないとホコリがたまる」と思われるかもしれませんが、扉があってもたまります。
もちろん、扉をなくすことはコストダウンにもつながります。
そのため当社では、扉のないクローゼットを多くご提案しています。
クローゼットに扉は必要かどうか。
そんな視点でも、暮らしやすい家づくりを考えてみてはいかがでしょうか?
ぜひ、参考にしてみてくださいね!