こんにちは!富士工務店です。
今日11月9日は、換気の日。
「いい(11)空気(9)」の語呂合わせで、1987年に制定されたそうです。
最近は特にコロナの影響で、換気の重要性が取り沙汰されていますが、みなさんは、正しい換気の方法をご存知でしょうか?
室内の空気を入れ替えたいと思ったとき、窓を大きく開け放して換気しているという方も多いかもしれませんが、実はその換気方法は、効率のいいものではありません。
風が強く吹いている場合は、開けている面積が大きければ大きいほど風が室内に入ってきますが、風が弱い場合、もしくは吹いていない場合には、いくら窓を全開にしても室内の空気はなかなか入れ替わらないのです。
心地の良い春や秋であれば、窓を開け放し、時間をかけて換気をするのも気持ちいいものですが、夏の暑い日や、これからやってくる冬の季節にはそうもいきませんよね!
換気において重要なのは、“空気の通り道”をつくること。
もっともオススメのは、換気扇をつけながら、窓を5cm程度開けておく方法です。
そうすると、自然と空気に流れが生まれ、効率よく換気ができるのです。
なぜ、5cmか?
その理由は、空気の特性にあります。
口を大きく開けて息を吸い込む場合と、口を小さくすぼめて吸い込む場合を比べてみると、どうでしょう?通り道が狭いほうが、勢いよく空気が入ってきませんか?
つまり、換気のためには、空気の入口は狭いほうがいいということ。
5cmだけ開けることで、勢いよく外の空気が室内に流れ込んでくるのです。
また、風の通り道をつくるために、できることなら対角線上の2つの窓を少し開けておくのがベスト。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!