こんにちは！富士工務店です。

今日は、マイホームの購入を検討中のみなさまにお知らせです。
このたび、「住宅ローン控除（減税）」の制度改正が発表されました。

住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用して住宅を購入する際にかかる金利負担の軽減を図るための制度です。毎年末の住宅ローン残高に一定の控除率を乗じた額が、所得税または住民税から控除されます。

今回の改正によって、昨年末までとされていた住宅ローン控除の制度自体は4年間延長され、2025年末まで引き続き適用されることとなりました。

ただし、制度内容は以下の通り変更となります。

(1) 控除率：1%から0.7％へ引き下げ
(2) 所得要件となる合計所得金額：3,000万円以下から2,000万円以下へ引き下げ
(3) 借入上限額：一部引き下げ
本制度では、控除が適用される借入上限額が定められていますが、今回の改正で、一般の住宅に関しては上限3,000万円へ引き下げられました。2024年以降には、さらに引き下げられる予定となっています。

なお、住宅ローンの控除期間については、これまで「原則10年・特例的に13年」となっていましたが、今回の改正で「原則13年」へ変更されています。

今回の改正を残念に感じる方も多いかと思いますが、実は、所得税額がローン控除額の枠を下回るなど、減税額をフルに活用できていないケースもあり、控除率引き下げのデメリットより、控除期間延長のメリットのほうが大きい方も多いと見込まれています。

詳しくは当社までお問い合わせいただくか、国交省の下記資料をご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/page/content/001445195.pdf